65(ムツゴロウ)健診(歯科ドック)とは?
佐賀県は「74歳になっても元気でいきいきと社会の中で一定の役割を果たせる」社会の実現を目標とした「さが元気プロジェクト74」を実施しています.
65(ムツゴロウ)健診とは「さが元気プロジェクト74」の一環で65歳の時点で充実した歯科健診を受け,かかりつけ歯科を持つことで,65歳から74歳までの10年間,美味しく食べ,健康な毎日を送り,元気に社会参加することを目的としています.
実施期間は平成28年4月1日~平成31年3月で,対象者は佐賀県にお住まいの方で実施年度内に満65歳となる方に限られます.
(実施期間平成29年4月〜平成30年3月に対象になる人は昭和27年4月2日生まれ〜昭和28年4月1日生まれの方.)
(平成30年4月〜平成31年3月は昭和28年4月2日生まれ〜昭和29年4月1日生まれの方.)
健診を希望される方は佐賀県健康増進課に申し込みをしていただきます.申込すると,県健康増進課より受診券など一式が送付されますので,対象歯科医院を予約していただき,健診を受診していただくことになります.
65健診の特徴として,一般的な歯科検診にくわえ,X線による顎骨病変の精査があること,摂食嚥下機能の簡易評価がくわえられているのが特徴です.
首都大学東京の星旦二教授によれば,かかりつけ歯科をもつ人は適切な口腔ケアをうけられることで,望ましい食生活が維持され,結果として長生きされることを報告(なぜ,「かかりつけ歯科医」のいる人は長寿なのか(ワニブックスPLUS新書)しています.
鳥栖市ではさらに歯周疾患健診,妊婦歯科検診などの健診事業をおこなっています.多くの方に健診をうけていただくことで,疾病の早期発見,ひいてはお口の健康,全身の健康を維持されることを望みます.