口唇閉鎖力測定(りっぷるくん)のお話
本日は北茂安保健センターでみやき町主催の健康フェスタに歯科医師会の運営協力として参加してまいりました.
内容として今年は歯科にかんする啓発イベントして舌圧測定と口唇閉鎖力の測定を開催しました.私は口唇閉鎖力の測定を担当しました.
口唇閉鎖力測定の意義として,
口唇閉鎖力が弱いため,いつも口が開いていると...
①前歯の前突など歯並びが悪くなる可能性がある,
②口腔内乾燥によりう蝕や歯周病のリスクが高まる
③のどや扁桃周囲の乾燥により風邪やアレルギー性疾患などのリスクが高まる
などがしられています.
そのため,口唇閉鎖力が弱い人はトレーニングを行い,症状を改善する必要があります.
りっぷるくんは(株)松風が日本小児歯科学会と共同で開発した口唇閉鎖力の測定機器で,歯と唇の間に「りっぷるぼたん」を挟んで引っ張ることで簡単に口唇閉鎖力をはかることができる機器です.
http://www.shofu.co.jp/product/news/hp0001/index.php?No=783&CNo=1
今回はじめてイベントして使用しましたが,初めて話を聞かれる人がお多かったようで,舌圧測定とともに口腔機能に関する啓蒙活動の一貫として手応えを感じることができました.
ちなみに私は車のハザードつけっぱなしだったので,バッテリーが上がってしまい,JAFがくるまで1時間ど帰れず待機することになってしまうオチがつきました...